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バリ島に魅了され何度も訪れていたK様。"バリ風"ではなく"本物のバリのコテージ"をつくりたいと考えました。
K様の希望を叶えてくれる建築家や工事会社を自分で探し見極めることは大変難しいと感じ、
OZONE家designへ相談にいらっしゃいました。
"本物"のバリを表現するには、建具やレリーフなどＫ様が直接現地から取り寄せた建材を使用して設計してくれるパートナーを探す必要がありました。
そこで、OZONE家designではK様の希望を叶えてくれる建築家を見極めるため、建築家と面談・設計コンペを実施し、S.O.Y.建築環境研究所 山中祐一郎氏に決定しました。コンペでは建築家の豊富な知見を活かして提案されるのが利点ですが、K様は山中氏の提案は秀逸で『これからの家づくりに期待が持てる』と、感じられたそうです。
設計コンペで山中氏を選ばれた際の「選定理由書」には、下記のように記載されていました。
"本物"のバリリゾート建築の実現に向け、想像が及ばない視点を持ち込んでもらえると思った。例えば、バリ現地建材を使用するためには、建材の大きさを整える為の加工の手間が大きい・・・と思い込んでいたが、｢不揃いの素材を使うことで、空間の緊張感を緩和できる｣とのコメントを聞いた際、｢なるほど｣と思った。
OZONE家designをご利用され、建築家の山中氏と巡り会えたことで、K様こだわりの"本物のバリコテージ"を再現した週末住宅が実現しました。
玄関までの長いアプローチ。正面は独立した家事室（キッチン）
植栽も南国風でリゾート感を演出しています。
右は家事室、突き当りが玄関。
建物に沿って回廊状のアプローチが続きます。
バリでつくられた重厚な玄関ドアを開けると正面の窓の外は海。水盤には桜の木が美しい影を落としています。
天井の垂木は細く軽やかに表現
建物の東側（崖側）に水盤が設けられており、水面がそのまま海に続いていくようです。
天蓋を吊るす木枠が設けられているベッドがある寝室は、まさにリゾートホテル。
壁はバリの近くで採取されるクロボカンという石。
ライブラリーの窓からの風景
水回りの扉は風が通り抜けるラタンの鍵付き扉。
ひと続きのラグジュアリーな広い洗面スペース。左手手前にシャワーとWCがあります。
チーク材の洗面台はバリで制作したもの。貝殻のフレームの鏡もバリで購入。
浴槽につかると、大きな窓から広がる青い海と空。
「のんびりできますよ」とK様。超多忙な日常から解放される瞬間です。
中心には大きなキッチンカウンターがあり、オープンな棚は使いやすく、洗濯機もキッチンに設置。
生活感が出ないようにとキッチンは別棟に独立しています。
水盤の石もバリ産。屋根にはマレーシア産の瓦を使用。