OZONEがお手伝いした
住まいの事例

今回は、OZONEの依頼先無料紹介サービスにて複数名の建築家をご紹介しました。
事例を見て頂き、面談をして、株式会社大藪元宏建築研究所の大藪元宏氏に決定。
その後、有料の【賃貸マンションコース/当時の名称】をご希望になり、併用して完成までサポートさせて頂きました。

完成した8階建ての『GRACE　SHIROKANE』は＜白金台＞というエリアに相応しい上品な佇まい。外観はやわらかいアイボリー・ピンクのボーダータイルとコンクリート打ちっぱなし、そして大きい開口部やバルコニーのガラスで構成された、モダンな雰囲気です。

1階エントランスのドアは、オーナー様こだわりの鉄製の開き戸が設置されています。
建物名のサインも素敵です！

各階の構成は下記となります。

◆1階：貸店舗
◆2階～6階：賃貸住宅。1LDK+Sタイプ44㎡×５戸
◆7階：賃貸住宅ワンルーム26㎡×１戸、オーナー様ご家族のメゾネット住宅
◆8階：オーナー様ご家族のメゾネット住宅

2～6階の賃貸住宅

OZONEの【引渡し前確認】でお伺いした際、完成した各賃貸住戸から、目黒通りの先まで見通せる眺望に感動しました。
目黒通りは道路幅も広いため、大きな窓からの眺めはとても開放的で、賃貸住宅として大変高級感があります。
玄関の土間部分は広くとって、エレベーターで上がって自転車をとめることが出来るように設計されています。他にも幅広く活用できそうですね。植物の鉢植えを育てても素敵だと思います。

≪1LDK+（DEN）Sタイプ44㎡≫

広い玄関土間（自転車も持ち込めます）

LDKは大きな窓が開放的。

個室は障子で閉じます。

左側、全開の引戸内はサービスルーム。窓もあるため、簡易なウオークインクローゼットなど用途も様ざまです。リモートワークでも大活躍。

≪ワンルームタイプ26㎡≫

大きなガラス張りの水廻りがホテルライク！お部屋が広く感じられますね。

8～7階のメゾネット住居

エレベーターにて8階最上階で降り、玄関に入ります。メゾネットタイプで、LDK・水廻り・茶室のある8階から、個室のある7階へ降りて行きます。階段吹抜けは眺望が抜群でとても贅沢な空間です！
(写真は、広い玄関）

LDK

お茶室　天空に浮かんだお茶室といった感じです！

7階の寝室へ降りる階段と目黒通りの眺望

7階の個室　他の部屋とは独立しながらも大きな窓があり開放的。引戸を閉めれば落ち着いた部屋となります。

《建築家から》

敷地の立地は、向いに八芳園とシェラトン都ホテルがあり、最寄り駅は「白金台」です。
初めて敷地を訪れ、広くて緩やかにカーブしながら下ってゆく目黒通りに面した地形を見たとき、上階の住戸のどこまでも遠くを見渡せる贅沢なビューが即座に想像できました。
まずは、容積500％を最大限生かせるボリュームを想定し、最上階（8階）と7階の半分を使ったメゾネットのオーナー邸を配置。目黒通り側の階段で7階に降りる際、2層吹き抜けのビューが遠くまで見渡せます。オーナーのご希望で上階には茶室+床の間を配しています。
7階の半分と2階までが賃貸住宅です。各住戸は全てワンフロアー1戸で、エレベーターはセキュリティー付きとし、エレベーターホールは専用となります。玄関も土間の感覚で使用できるようあえて大きくし、自転車も各フロアーまで持ち込めるように設定してあります。収納も通常の２倍程度用意しました。
7階の唯一のワンルームタイプは、洗面・トイレ・浴室も含めてインテリアと捉え、水廻りはガラス張りとなっています。こうすることにより、部屋が広く感じられ、気持ちの良いバスタイムとなります。2～6階は１LDK+DEN（サービスルーム）タイプです。DENはリモートワークの際、威力を発揮しています。
1階には、テナント（物販）を配しました。また、建物のメインエントランスのガラス扉には、オーナー様のご要望で、エレガントな植物のモールディングが設置されました。

《建て主さまから》

限られたスペースに地域にあった賃貸マンションの実現をするため設計・施工業者を選ぶのに大変苦労していた中で、東京ガスのグループ会社であるリビングデザインセンターOZONEに相談しました。
素人ですから、これで大丈夫かという不安は常にあります。はじめは無料の紹介サポートから入り、次に家づくりサポートコースを選択しました。一番安心できたのは、度々の相談を受けられ、最後の過程まで、希望通りか、施工は大丈夫か、コンサルタントがチェックする点です。
コンペや第三者の確認など客観的に対応いただき、知見の少ないオーナーとして大変助かりました。建築家3人、建築会社は2企業を紹介され、造られた作品を観て回り、それぞれの建築家より提案を受け、色々なアイデアや会話から選択しました。
大藪先生は、三重県の和の建物や八重洲のビルがとても気に入り、茶室もお任せできると思い、私どもの夢を実現頂けると、選ばせていただきました。特に、立地にあった提案、南東向きの間取り、眺望、セキュリティなどの提案。加えて、広い玄関土間、在宅勤務に必要なDENやウォークインクローゼットに活用できる窓つきのサービスルームなどです。デザイナーズ・マンションならではの建物を実現できました。
特に最大の要望であった、マンションの顔となるエントランスに植物のモールディングの扉を、お知り合いの彫刻師に依頼していただいたことは、さらにイメージアップに繋がったと思っております。また、茶室の床柱も、材木屋さんへ一緒に訪問くださり、最適な物を購入できました。
インテリアについてもサポートサービスを受け、選び方や配置、色の配色のアドバイスで、夢が拡がりました。特定の家具店ではなく色々な家具店を紹介されたことで、巡ることも忙しい中の楽しみとなりました。提案されたペンダント照明は、OZONEのショールームにも展示があり、すぐに確認して大変気に入り、購入しました。同様にショールームで確認したリビングの机は、バリエーションの違う製品を神奈川や千葉に出向いて購入し、とても重宝しています。建築家・施工会社・OZONEとも、今でも時折アドバイスをいただいています。

最後にGREACE　SHIROKANEの実現に対し、建築家の大藪先生、施工の横沢建設様と共に、OZONE様のご対応に感謝いたします。
ありがとうございました。