目指したのはインダストリアル過ぎない「大人のブルックリンスタイル」。
トップライトからの自然光が落ち着いたダークトーンのリビングに差し込みます。
築15年の戸建てのリフォームをインテリアデザイナーがお手伝いしました。
ご利用のきっかけ
お子様が成長し、好きなインテリア空間で暮らすことを考えはじめたご夫婦。リフォームを決意し依頼先を決めたものの、内装材からインテリアまで自分たちで決めなければならない事が目白押し。イメージ通りにバランスよく選定できるのか不安を感じ、OZONEにご相談にいらっしゃいました。ご希望は「とにかくカッコよく」!
ダイニング
あまり日当たりがよくなく、少し暗めだったダイニング。そのままの印象を活かし、あえて白を使わず、ダークトーンで雰囲気のある空間としました。入口正面の壁紙はフォーカルポイントとして貼り分けています。床は掃除がしやすく、猫の毛も目立ちにくい塩ビタイルをセレクト。渋い黒のキャットウォークが空間を引き締めています。
アイデアで奥深い空間に
ラスティックな要素として、アンティーク風タイルをキッチンに貼りました。通路とリビングの間の壁には、外への広がりを感じさせるため、小さな室内窓を設置。猫がのんびり歩いているシルエットが窓越しに見え、ご夫婦の癒しにもなります。
和室をリビングに
寝室だった和室をフローリングに変更。スタイリッシュなダイニングとの対比を意識し、木目に特徴のあるウォールナットを床材に採用しました。空間のアクセントとして、壁掛けテレビの後ろにダークブルーの壁紙を。テレビの高さに合わせて配線の取り出し口をプランするので、煩わしい配線でインテリアの美しさを邪魔しません。
自然光が二部屋をつなぐ
もともとの間取りは和室とLDKで、廊下を挟んで完全に独立していました。新しいリビングにはドアをつけず、ガラスの間仕切りを、あえて「少しずらした位置」に。日当たりのいいリビングから、ガラスを通して自然光がダイニングまで優しく届き、二つの空間を繋げます。猫も出入りしやすく圧迫感もありません。
トータルで選定するからこその仕上がり
完成後、「とても居心地が良く、食事も楽しいです」と嬉しいご感想を頂きました。リフォームをイメージ通りに完成させるには、内装材・家具・照明など「トータルでバランス良く選定する」ことが重要です。配線など細かな設備もデザイナーがプランすると使い勝手が違います。理想のインテリアがある方、これからリフォームする方、ぜひ一度OZONEにご相談にお越しください。
●東京都 ●マンション ●家族構成:2人+猫2匹 ●トータルコーディネートコース ●竣工年月:2020年1月
●インテリアコーディネート:志村文子(OZONEインテリアデザイナー) ●撮影:大槻夏路