『この惑星ではどこでもワークできる時代がきているようだ』
某コーヒー飲料メーカーのCMにもなっているように、ここ数か月でリモートワーク文化が一気に進みました。
2020年5月。我が家での出来事です。
緊急事態宣言が延長され、いよいよ自宅でのリモートワークが本格化してきた中、私はフリーランスということもあり自宅にワークスペースがあるのですが、困ってしまったのは夫でした。
最初はリビングの一角で仕事をしていたのですが、休校期間中の息子もいますし、生活音があるので落ち着かない様子。
次に移った場所は、子供部屋にある息子のデスクでした。子供部屋はイギリスの輸入壁紙HARLEQUINの色鮮やかなアニマル柄で設えているのですが、ウェブミーティングでは必ずといっていいほど、このPOPな背景を相手方に突っ込まれるのでした(笑)。
(HARLEQUINのイメージ写真。右手の壁紙が該当のもので、実際の子供部屋では色違いの青色を使用しています)
前置きが長くなってしまいましたが、リモートワークの一つのキーは" 背景 "だと思うのです。
突然始まったリモートワークで、何となく生活感が感じられる背景が今は普通ですが、背景が個性的だと相手方も受ける印象がだいぶ変わるということです。
限られた画面の中で映り込む景色=背景は、これからのリモートワークに必要な一つの要素となるでしょう。
下記のCGは、寝室の一角にワークスペース+間仕切り壁を設けてアクセントクロスを張った計画案です。我が家でも同じように、夫は寝室の私のドレッサーをデスク変わりにして、今は落ち着いております。
この計画案の壁紙クロスは、テシードさんで扱っているTEXDECOR社のCASAMANCEブランドのものです。アースカラーのリーフ柄で上品な印象を与えてくれて、私もお気に入りのクロスの一つです。
アクセントクロスを張った間仕切り壁の設置は、寝室に限らずリビングなど、どの部屋でも叶う案かと思います。(間仕切り壁を設置するスペースがない場合は、どこか一面の壁をアクセントにするのも一つの方法です。)
他にもリモートワークスペースの背景に設えたら素敵だと思うクロスをいくつかご紹介致します。
同じくテシードさんで扱っているCole&Son社のMANOR HOUSEシリーズのクロス。書棚の絵柄ですので、まさしく書斎であるような作り込みが叶います。
HOOKED ON WALLS社のクロス。色鮮やかなグリーンの植物柄でリゾート感を感じさせてくれます。自宅にいながら"ワーケーション"が叶うような開放感が味わえます。
アクセントクロスを使った間仕切り壁の設置は1~2日程度で手軽にできる施工です。
自宅での落ち着いてワークできるスペースを見つけたら、まず最初に着手してみてはいかがでしょうか。
OZONE提携デザイナー
松島 環
(2020.10月記)
リモートワークスペースについては、インテリアポイント相談でデザイナーに相談できます。
設置場所から、壁紙、デスク、チェアなど、お気に入りの空間にする方法までお答えします。
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