住まいづくりコンサルタントの台北旅行記です。
台湾グルメがお楽しみかと思いますが、今回の注目は、台北のリノベーションスポットです。では写真でご案内します。
◆松山文創園区
1937 年に建造された工場の建物をリノベーションし、ギャラリーや若手作家のショップ、カフェなどをいれた施設となっています。
工場の敷地をそのまま使っているので、全体は 広々。
建物はとても重厚です。
中庭から見た窓。
こまかいディティールが美しい。
内部は広い廊下と高い天井を生かしています。
◆四四南村
戦後に中国大陸から移り住んだ外省人軍人の居住集合住宅を、当時の姿をいかしてリノベ ーションし、ギャラリーやお店などが入った施設として公開しています。
とても古さを感じますが、それがまた、ほっとできる場所になっています。
近くに建つ台湾で最も高い"台北 101"との対比が不思議な光景です。
◆剝皮寮
清朝時代、約 200 年前の街並みが保存された地区。
当時ここで木の皮を剥いで紙に加工していたそうです。
現在は保存地区として、資料館やギャラリーとして使われています。
レンガ、木の窓、すべて味わい深く、映画のセットのようです。
◆そのほか
どこかなつかしい街並みの中に、おしゃれなお店があらわれたり。
台湾のリノベ ーション事情はなんとも洒落ていて、真似をしたいところが満載でした。
(2020.7記。写真は2019年9月のもの)
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