6月上旬から半ばにかけての梅雨の合間、約半年前に完成したH様邸を訪問してきました。
実はH様、今回の家づくりは初めてではありません。過去に一度、工務店との家づくりを経験されていました。そしてその経験から、住宅のデザインや機能性、性能をバランスよく取入れる事の難しさを、身を持って実感されていました。
さて、2度目の家づくりのテーマは「別荘のような心地よい、庭と建物が一体化したような気持ちの良い家」です。自分達の希望をしっかりくみ取り、楽しく、面白い家を提案してくれる依頼先に出会うことが、今回の家づくりの重要なポイントでした。
まずはH様の要望をOZONE住まいづくりコンサルタントがじっくりヒアリングし、丁寧に整理をしていきます。その要望にあった建築家を3組に絞り、面談、プラン提案を経て最終的にOZONE登録建築家の中から「遠藤誠氏」と家づくりを進めていく事になりました。
最終的にH様が遠藤氏を依頼先として選んだ理由は以下の通りです。
「今度の家は庭を含めて一つの住処として考えていました。建物の希望は色々と出しましたが、何よりリビングからの眺めを一番想像でき、落ち着きがある中にも面白さも感じられそうな家が望めそうというのが一番の選定理由です。」
そして、その言葉をそのまま形にしたような、素敵な家が完成しました。
テーマでもある庭は「主庭」「鑑賞の庭」そして、「バラの庭」と用途に分けて3カ所あります。
「主庭」はリビングと一体感が生まれるような工夫が随所にちりばめられています。
外壁やテラスの材質を内外装に連続して使用することで、空間を遮る窓を意識させず、視線が庭先まで自然と伸びます。そして、その先には季節の移ろいを感じさせるように、木々がバランスよく植えられていました。
「晴れた日の庭はもちろん素敵ですが、雨の日もまた違う表情を見せてくれるので、ソファーに座って庭鑑賞をすることもしばしば」と奥様。
「鑑賞の庭」は、お客様をさりげなくおもてなししてくれます。
キッチン脇と奥様の部屋から望める「バラの庭」は、季節ごとに咲くバラを年中愛でることができます。
自宅でありながら、休日には心からくつろげる「別荘のように心地よい家」をご所望されたH様にぴったりの、落着いた大人の空間でありながら、日常生活を送る上で重要な生活動線や性能もしっかり考えられた、住み心地の良い家にH様も大満足のご様子でした。
新居完成と同時に仲間入りした「ふくちゃん」も、お気に入りのLDKでくつろいだり、走り回ったりと、とても楽しそうでした。
(2018.8記)
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