間取りを含めた住宅設計は、家の住みやすさに関わる重要なポイントです。OZONEでは、3社の依頼先から設計提案をもらう「プラン提案コンペ」を開催して、より良い家づくりを追求しています。
住宅にコンペ(設計競技)なんて、もったいない?!いえいえ、こんな目的があるのです。
設計には、設計者の考え方やセンスが如実に表れます。
住宅に対する考え方が合うのか、自分たちの要望を理解してもらえるのかなどが、設計図を見れば、直感的に分かります。
会話で相性を確かめつつ、依頼先(パートナー)としてお付き合いしていけるかを見極める確実な方法です。
1つの敷地(あるいはマンションのスケルトン住戸内)に対して、3つの可能性が示されます。
ある程度予想していた設計もあれば、思いがけない案もあるかもしれません。
他者案と比較することによって、「これはないかな、、」と排除する案も分かります。
大きく3段階あります。流れに沿ってご紹介します。
敷地や建物の条件、新しい家への要望、予算、スケジュールを書いて整理します。
OZONE住まいづくりコンサルタントが、10~20社をご提案します。
①で一緒に整理する過程で気づいたこと、見てきたことを手掛かりに選ぶので、確率の高い選定になります。
たとえば建て主が陶芸家だったときには、計画を整理する段階で作品を拝見して、それが似合う住宅をつくっている建築家がピンと思い浮かんだりしました。
最終的に選んだ3社と面談し、①の計画書をもとに、家づくりについて話し合います。
あとの比較のために、3社同じ条件で、平等に伝えるのが肝心です。
依頼先に要望を伝えてから約1カ月。コンペ当日です。
3社の依頼先と建て主が一堂に会し、設計のプレゼンテーションを順番に行います。
設計者も、他の設計者がどのような解答を持ってきたのか興味津々で、ときには鋭い質問をすることもあります。
真剣に考えられた3つの設計案は見ごたえがあります。
進行役をするコンサルタントは、法規、構造、予算のチェック、それぞれの設計の違いなど、建て主の方が気づかないような、でも知っておいた方がよいことを質問して、有効な時間となるようフォローします。
3つのライバル社同士の目もひかり、
コンサルタントが整理しながら話を引き出すこともあります。
OZONEのコンペでは、依頼先によって費用が違います。
ハーフ or フルコース料金+提案料100,000円*
(*50,000円/人×2名分。税別。勝者とは設計契約を結ぶため、提案料はありません)
実際に二世帯住宅への建て替えで
建築家によるプラン提案コンペを経て
完成させた方のインタビューです。
設計に圧倒的に力を発揮する建築家のコンペは面白いものです。ある建築家は「僕たちはプラン集を作るのではありません。『3次元の空間』を設計するのです。」と言っていました。また敷地の特性を読むことも得意です。
ハウスメーカーや工務店は、コンペを通して総合力や社風、得意なことが見えてくるので、やはり参考になります。
「プラン提案コンペ」は、新築・建て替え・リノベーションで間取りが関係する場合には有効な方法です。
ご興味ある方はぜひ「家づくり相談」へお越しください。
2020.2記。画像はイメージです。
新春!家づくりスタート相談2021
自分たちに合う依頼先の見つけ方 3つの事例と選んだ理由
デザイナーのマンションリノベ ~インテリアからのアプローチ~
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