リノベーションをC社に依頼するに決定し、設計や仕様をSさんとリフォーム会社で詰めていきます。およそ4か月かけ、サンプル確認や設備や商材のショールームを回りながら打ち合わせを重ねられ、設計がほぼ完了!
久しぶりにOZONEのコンサルタントも加わり、「設計確認、工事着工前確認」を行います。
設計確認では設計で決まった『間取り、構造、材料、設備工事や仕上げ等の詳細事項』を、リフォーム会社とお客様で共有ができているか、OZONEのコンサルタントが改めて確認します。
リフォーム会社にとっては慣れた内容でも、それぞれのお客様にとっては初めてのこと。
図面を元に空間認識やイメージを共有するには、丁寧な説明と相互確認の繰り返しがとても大切です。事前に確認いただいてきた項目を再確認するという形ですが、打ち合わせは2時間を超えることもあります。
Sさんとリフォーム会社は、丁寧な打ち合わせを4か月の間で重ねられてきているため、チームワークもばっちり!どのチェック項目も、「リフォーム会社さんから説明を受けています!」「迷ったけど、サンプルでよくよく検討したから、大丈夫!」といった具合で、とても順調に進みました。
ただ、ファミリークローゼットの明るさが収納としては十分ですが、将来、個室としての利用計画があるため、個室になった場合は少し暗いと感じるかもしれない、という話が出ました。後日、個室に備えて明るめの照明に変更することになった。と仰っていました。
その後、OZONE家designの現場確認員(インスペクター)も加わり、工事のスケジュールや保留事項等、施工中の必要事項を改めて確認します。
保留となったのは『TV用コンセントの位置』。
ご購入の家具が正式に決まり次第、位置を決定することになりました。現場が始まってからの変更はミスを誘発する場合もあるので、この時点でしっかり話し合いを行い、漏れがないように防ぐことが必要となります。
工事中の体制も確認し、近隣へのご挨拶や工事中の打合せ・連絡方法といったことも共有しました。
さあ、いよいよ工事がスタートします!
工事の際に重要なことは何なのでしょうか。
(担当コンサルタント:久保尚子、村松葉子、有田佐記子(文)、2022.3月)
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Sさんが利用されたサポートコース
「準備段階~リノベーションの完成」までサポートする基本コース。
プラン提案コンペで依頼先を選び、各契約・設計・工事の要所を建築士の資格を持つコンサルタントがプロの確かな目で確認・立ち会いを行います。
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