複合用途の建物を建てるには　vol.2（条件を専門家に整理してもらう）

建築家は敷地の読み方がうまい

一つの建物の中に幾つかの用途が混在する！たとえば自己使用や賃貸の住居、店舗、事務所、医院、 etc.･･･。それら複数の要素をどのようにゾーニングするか？

加えて、将来にわたる敷地条件の可変性（一部を売却する可能性など）や、変化する敷地周辺環境（隣地の将来計画も予測して設計するなど）も考慮した計画が必要になる場合、最終的に合点のゆく解決方法を示してくれるかどうかは建築家の力量に関わってきます。

＊図は建築家が周囲の視線や太陽の動きを検討したもの

解決プランに出会ったときの感動

パズルのように複雑に入り組んだ与条件を解き明かしたプランに出会えたときは、本当に心が揺さぶられます。

併用住宅であれば、あたかも、当然のように機能的で居心地の良いオーナー住居が設計されているといった心憎さが加わり、それは建築家に設計を依頼した真骨頂と言えるでしょう。

＊図は建築家が、テナント、レッスン室、住宅、駐車場のゾーニングを検討したもの。右下の×印は将来売却することも可能なエリア。

不思議と建て主さまにも伝わる

難題が解法された最終提案は、建築知識では素人の建て主さまにもちゃんと伝わります。ですから与条件が複雑であればある程、設計の依頼先は経験・設計力・実績が豊富な建築家にすべき、ということになるかも知れません。

　『家designスタジオ』では、無料相談にて建築家のご紹介をしています。自分に合う建築家と出会うこと、的を射た設計をしてくれる建築家に巡り合うことは難しいものです。是非一度ご相談いただければと思います。

■建築家の事例

＞＞貸店舗・レッスン室のある都市型住宅（これまでの図や写真の事例）
＞＞街の発展も願う　デザイナーズマンション（街中にあるテナント＆賃貸マンション）
＞＞ハウスメーカーと建築家を比較　賃貸併用住宅（住宅街にある賃貸＆オーナー住居マンション）

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