家づくりの設計から工事、アフターメンテナンスまで、しっかり面倒をみてくれる工務店の魅力をご紹介します。工務店を選ぶときは、企業としての全体像で絞り込み、さらに「3つの力」を比較して選びましょう。
地域に根ざした営業と特徴のある事業展開をしている工務店。数多くある工務店の中から良質な工務店を選び出すためには、その全体像をどんなポイントでチェックするといいのでしょうか。
工務店というものは、社長がどんな企業理念を持って家づくりへ取り組んでいるか、建て主を本当に大切にしているかといったことが、その工務店の社風として如実に表れます。ですから、社長の考え方が具体的に見える、伝わる工務店であるかは1つのポイントとなります。
優秀なスタッフや、時代にあった新鮮な情報は、よりよい家づくりに欠かせません。日々の業務に追われるだけでなく、会社としてスタッフ教育や住関連情報の収集・勉強会などに積極的に取り組んでいる工務店は向上心が高く、よい工務店といえます。
例えばトラブルが発生した場合、会社全体で共有できているか?といったことも重要です。共有できていれば、同じ問題を二度三度と繰り返すことはなくなります。トラブルを未然に防ごう、発生した場合は会社全体で解決を図ろうという姿勢がある工務店を選びましょう。
どんなに腕がよくて、掲げた理念に共感できても、工事中に倒産されては困ります。ですから、自分たちのパートナーとなる工務店は、経営的に安定しているかを確認するのも重要です。 中には工事を受注するために利益のほとんど上がらない仕事を引き受け、何か問題が起きたら逃げてしまう工務店もあります。それよりも工事では適正な利益を上げ、建て主と長く付き合うための体力を蓄える工務店のほうが、健全で安心ということが言えるでしょう。
「家を作ってくれる職人たちと直に触れあえる、心が通う家づくりをしたい。」そう思って工務店との家づくりを選ぶ建て主も少なくありません。長いお付き合いになる工務店ですから、その個性をしっかり把握したいものです。
工務店を全体像で比較してある程度絞り込んだら、工務店に必要な「設計力」「工事力」「アフターメンテナンス力」でさらに比較してみましょう。
設計施工を行う工務店として、設計力は必要な能力です。チェックするポイントは
工事の品質を左右するのは「現場監督」の腕次第といっても過言ではありません。
また、大工や設備関係の職人の質も重要です。
家ができあがってから、永くよい状態で暮らすには、適切なメンテナンスが大切です。家が完成したら、まったく工務店が寄り付かない・・・。こんなことでは困ります。以下のことを確認しておきましょう。
このほか、顧客満足度の高さや情報公開への取り組み、コスト(ダウン)への取り組みなどいくつかの項目がありますが、工務店を見極めるうえで、まずしっかり確認したいポイントを挙げました。あなたのパートナーとなる工務店を、あなた自身の目でしっかり選んでください。
関連記事
OZONEメールマガジン(無料)のご案内
住宅事例や家づくりに役立つ情報、リビングデザインセンターOZONEで開催するイベントやセミナー情報などをメールマガジンでお届けします。